タピオンの性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

タピオンとは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 不明
身長・体重 不明
所属 コナッツ星
ポジション・役職 勇者
声優 優希比呂

タピオンは、劇場版『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』に登場する、コナッツ星の伝説の勇者です。

かつてコナッツ星を襲った幻魔人ヒルデガーンを封印するため、自らの体にヒルデガーンの上半身を封じ込め、オルゴールの中に眠り続けていました。

物静かで責任感が強く、ヒルデガーンを解放させまいと、他人との関わりを極力避けようとします。

彼が持つ伝説の剣は、後にトランクスへと受け継がれました。

タピオンの担当声優は優希比呂さん!経歴と主な出演作

タピオンの声を担当しているのは、声優の優希比呂さんです。

優希さんは、『新世紀エヴァンゲリオン』の日向マコト役や、『アークザラッド』のアーク役などで知られています。

その中性的で繊細な声質が、タピオンの持つ孤独感や悲壮感を完璧に表現しています。

彼の憂いを帯びた演技が、タピオンというキャラクターの魅力を最大限に引き出し、多くのファンの心に残る存在となりました。

幻魔人ヒルデガーンとの宿命

タピオンの運命は、幻魔人ヒルデガーンと分かちがたく結びついています。

ヒルデガーンは、コナッツ星の科学者たちが作り出した邪悪な生命体で、星を破壊の危機に陥れました。

タピオンと弟のミノシアは、伝説のオカリナと剣を使い、ヒルデガーンを上下半身に分離させ、それぞれの体内に封印しました。

しかし、封印は不完全であり、タピオンはヒルデガーンが復活しないよう、眠ることなくオカリナを吹き続けなければならないという過酷な宿命を背負っています。

トランクスとの兄弟のような絆

当初、タピオンはヒルデガーンを解放する危険を恐れ、心を開こうとしませんでした。

しかし、未来の自分と重なるトランクスの純粋な憧れと優しさに触れるうちに、徐々に心を開いていきます。

二人の間には、亡き弟ミノシアを重ねるタピオンと、兄のように慕うトランクスという、兄弟にも似た強い絆が生まれていきました。

別れの際にタピオンがトランクスに託した剣は、未来のトランクスが使う剣の由来を暗示させる、ファンにとって重要なアイテムです。

タピオンの心に響く名言3選

「オレがやらなきゃ誰がやる」

まとめ:タピオンは宿命を背負った孤高の勇者

タピオンは、その悲劇的な背景と、トランクスとの心温まる交流が印象的なキャラクターです。

星を救うために全てを犠牲にする自己犠牲の精神と、内に秘めた優しさは、多くのファンの心を打ちました。

劇場版のみの登場でありながら、その後の物語に大きな影響を与えた、忘れられない勇者の一人です。

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