ピッコロの性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

ピッコロとは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 エイジ753年5月9日
身長・体重 226cm / 116kg
所属 Z戦士
ポジション・役職 武道家
声優 古川登志夫

ピッコロは、かつて悟空の最大のライバルだったナメック星人です。

元々は、地球の神様から分離した悪の心が生み出したピッコロ大魔王の息子(分身)であり、悟空を倒すことだけを目的に生きていました。

しかし、ラディッツ戦での共闘や、悟空の息子である孫悟飯を育てる中で、徐々に心境が変化し、Z戦士の頼れる仲間となりました。

冷静沈着で頭脳明晰、Z戦士の参謀的な役割を担うことも多いです。

ピッコロの担当声優は古川登志夫さん!経歴と主な出演作

ピッコロの声を長年にわたり担当しているのは、声優の古川登志夫さんです。

古川さんは、『機動警察パトレイバー』の篠原遊馬役や、『うる星やつら』の諸星あたる役など、数々の有名キャラクターを演じてきました。

その低く渋い声は、ピッコロの持つクールさと、内に秘めた優しさを見事に表現しています。

彼の演技なくして、ピッコロのキャラクターの変遷を語ることはできないでしょう。

孫悟飯の師匠としての成長と自己犠牲

ピッコロのキャラクターを語る上で欠かせないのが、孫悟飯との関係です。

当初は人質として悟飯を預かり、スパルタ教育を施していましたが、悟飯の純粋な心に触れるうちに、次第に保護者のような愛情が芽生えていきます。

サイヤ人編でのナッパの攻撃から悟飯をかばって命を落としたシーンは、作中屈指の感動的な場面として知られています。

この出来事を通じて、ピッコロは真の仲間へと生まれ変わりました。

神様との融合によるパワーアップ

人造人間・セル編では、強大な敵に対抗するため、ピッコロはかつての自分自身の半身であった地球の神様との融合を決意します。

これにより、元々のナメック星人としての力を取り戻し、スーパーサイヤ人に匹敵するほどの戦闘力を手に入れました。

この融合は、単なるパワーアップだけでなく、ピッコロが自身の出自と向き合い、地球を守る神としての宿命を受け入れたことを意味する、重要なイベントでした。

ピッコロの心に響く名言3選

「だ…大猿が…弱点である尻尾を…自ら断ち切り…!!」

第19巻

「死なすもんかーっ!」

第18巻

「ここがおまえの死に場所だ!」

第17巻

まとめ:ピッコロは悪から善へと生まれ変わった孤高の戦士

ピッコロは、悟空の敵から始まり、悟飯の師匠となり、そしてZ戦士の頼れる仲間へと、作中で最も大きな精神的成長を遂げたキャラクターの一人です。

そのクールな振る舞いの裏にある優しさと、仲間を思う熱い心は、多くのファンを魅了しました。

孫悟飯との親子のような絆は、ドラゴンボールの物語における最も美しい関係性の一つと言えるでしょう。

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