人造人間16号とは?プロフィールを一覧で紹介
誕生日 | 不明 |
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身長・体重 | 210cm / 240kg |
所属 | レッドリボン軍 |
ポジション・役職 | 人造人間 |
声優 | 緑川光 |
人造人間16号は、ドクター・ゲロによって作られた人造人間の一人です。
他の人造人間とは異なり、完全なロボットタイプで、その巨体には強大なパワーと兵器が内蔵されています。
しかし、その性格は非常に温厚で、自然や動物を愛するという、心優しい一面を持っています。
当初の目的は孫悟空の殺害でしたが、17号や18号と行動を共にするうちに、彼らを守るために戦うようになります。
人造人間16号の担当声優は緑川光さん!経歴と主な出演作
人造人間16号の声を担当しているのは、声優の緑川光さんです。
緑川さんは、『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役や、『SLAM DUNK』の流川楓役など、クールでミステリアスな美少年役で絶大な人気を博しました。
16号の持つ無口で機械的な側面と、その奥にある優しさを、その透明感のある声で見事に表現しています。
彼の演技が、16号のキャラクターに深い人間性を与えました。
孫悟飯を覚醒させた最期の言葉
16号の物語で最も重要なシーンが、セルゲームでの最期です。
彼はセルを道連れにするために自爆を試みますが、ブルマによって爆弾が取り外されていたため失敗し、セルに破壊されてしまいます。
頭部だけになった16号は、戦うことをためらう孫悟飯に「オレの好きだった自然や動物たちを…おまえの好きなこの地球を守ってやってくれ…」と言い残し、完全に破壊されました。
この言葉が、悟飯をスーパーサイヤ人2へと覚醒させる最後の引き金となりました。
自然と動物を愛する優しい心
16号は、孫悟空の殺害という目的のためだけに作られましたが、そのプログラムとは裏腹に、非常に心優しい性格をしていました。
道端の小鳥と戯れるなど、戦闘以外の場面では、常に穏やかな表情を見せています。
17号や18号に対しても、仲間として大切に思っており、セルから彼らを守るために身を挺して戦いました。
彼のこの優しさが、人間を憎んでいた17号や18号の心にも、少しずつ変化をもたらしたのかもしれません。
人造人間16号の心に響く名言3選
「殺したくなかった…」
まとめ:人造人間16号は悟飯を導いた心優しき破壊兵器
人造人間16号は、兵器として生まれながら、誰よりも生命の尊さを理解していたキャラクターです。
彼の優しさと自己犠牲の精神は、物語の重要な転換点を生み出し、多くの読者・視聴者の心に深い感動を残しました。
登場期間は短いながらも、その存在はドラゴンボールの歴史において決して忘れられることのない、重要な役割を果たしました。