バーダックの性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

バーダックとは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 不明
身長・体重 178cm / 73kg
所属 サイヤ人
ポジション・役職 下級戦士
声優 野沢雅子

バーダックは、主人公・孫悟空(カカロット)の父親であり、サイヤ人の下級戦士です。

TVスペシャル『たったひとりの最終決戦』で初めて描かれ、その後、原作や他の作品にも登場しました。

粗野で口数は少ないですが、仲間を大切にする熱い心を持っています。

フリーザの裏切りをいち早く察知し、惑星ベジータが滅ぼされる運命に、たった一人で最後まで抵抗した悲劇の戦士です。

その生き様は、息子の悟空とは異なる、サイヤ人としての誇りに満ちています。

バーダックの担当声優は野沢雅子さん!経歴と主な出演作

バーダックの声は、息子の悟空や悟飯と同じく、野沢雅子さんが担当しています。

悟空たちの明るく優しい声とは対照的に、バーダックの声は低く、荒々しさが強調されています。

野沢さんの驚異的な演じ分けによって、同じ顔立ちでありながら全く異なるキャラクターとして、バーダックの魅力が確立されました。

父親としての力強さや、運命に抗う悲壮感を完璧に表現しています。

たったひとりでフリーザに挑んだ最後の戦い

バーダックの物語で最も象徴的なのが、フリーザ軍に反旗を翻した最後の戦いです。

カナッサ星での戦いで未来を予知する能力を得たバーダックは、フリーザがサイヤ人を根絶やしにしようとしていることを知ります。

彼は仲間のサイヤ人たちに共に戦うよう呼びかけますが、誰にも信じてもらえませんでした。

絶望的な状況の中、彼は「未来を変えるため」に、たった一人でフリーザの大軍に突撃し、壮絶な最期を遂げました。

息子カカロット(孫悟空)への想い

サイヤ人の習慣として、親子間の愛情は希薄であり、バーダックも息子カカロットに対して特別な感情は抱いていませんでした。

しかし、未来予知の中で、カカロットがフリーザと対峙する未来を見たことで、彼の心境に変化が生まれます。

フリーザに放った最後の一撃に、息子の未来を託すかのような想いが込められていました。

作品によっては、カカロットのポッドを見つめ、静かにその名を呼ぶシーンも描かれ、不器用な父親としての一面が強調されています。

バーダックの心に響く名言3選

「オレは下級戦士だが…貴様のようなエリートを倒すために生まれてきたんだ!」

まとめ:バーダックは誇り高く運命に抗った悲劇の英雄

バーダックは、主人公の父親という特別な立ち位置でありながら、悟空とは全く異なる魅力を持つキャラクターです。

仲間思いで、種族の未来のためにたった一人で巨大な悪に立ち向かったその姿は、多くのファンの心を打ち、「悲劇の英雄」として語り継がれています。

彼の生き様と死に様が、孫悟空の物語にさらなる深みと重みを与えていることは間違いありません。

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