セルの性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

セルとは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 エイジ786年(完成)
身長・体重 213cm / 不明
所属 レッドリボン軍
ポジション・役職 人造人間
声優 若本規夫

セルは、ドクター・ゲロのコンピュータによって生み出されたバイオテクノロジーの集大成である人造人間です。

悟空、ベジータ、ピッコロ、フリーザなど、数々の戦士たちの細胞を組み合わせて作られており、彼らの技を全て使うことができます。

人造人間17号と18号を吸収することで完全体となり、その戦闘力はZ戦士たちを絶望させました。

紳士的な口調ですが、性格は冷酷非情で、自身の強さを試すために「セルゲーム」という武道大会を開催します。

セルの担当声優は若本規夫さん!経歴と主な出演作

セルの声を担当しているのは、唯一無二の声質と独特の言い回しで知られる声優の若本規夫さんです。

若本さんは、『サザエさん』のアナゴ役や、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のシャルル・ジ・ブリタニア皇帝役などで知られています。

彼の演じるセルは、その特徴的な声と相まって、恐怖とカリスマ性を兼ね備えた悪役として絶大な人気を誇ります。

「ぶるぁぁぁ!」などの独特のアドリブも、セルのキャラクターを語る上で欠かせません。

セルゲーム開催に見るエンターテイナー性

完全体となったセルは、ただ破壊を繰り返すのではなく、「セルゲーム」という武道大会を開催し、全世界にその様子を中継させました。

これは、自身の完全無欠な力を世界中に見せつけ、人々が恐怖に慄く様を楽しむという、彼のエンターテイナー性からくる行動です。

リングを用意し、ルールを説明するなど、その振る舞いはまさに武道会の主催者そのものでした。

この劇場型の恐怖演出が、セルの悪役としての魅力を一層引き立てています。

孫悟空への執着と孫悟飯の覚醒

セルは、自身の細胞の元となった孫悟空との戦いを渇望していました。

セルゲームも、悟空をおびき出すための壮大な舞台装置だったのです。

しかし、悟空はセルの実力を見抜き、息子の孫悟飯こそがセルを倒せる存在だと宣言します。

セルは悟飯を追い詰めるためにセルジュニアを生み出し、仲間たちを攻撃させますが、それが悟飯の怒りを爆発させ、スーパーサイヤ人2への覚醒を促す結果となりました。

セルの心に響く名言3選

「さあ、はじめようか!」

第27巻

「きさまらがいくら束になってかかってこようともこのオレには勝てん!」

第26巻

「おもしろい…実に…おもしろい…」

第26巻

まとめ:セルは恐怖すら楽しむ究極のエンターテイナー

セルは、圧倒的な強さと知性、そしてカリスマ性を兼ね備えた、ドラゴンボールを代表する悪役の一人です。

自身の強さを誇示するために世界中を巻き込んだ「セルゲーム」は、彼のキャラクターを象徴するエピソードです。

若本規夫さんの怪演も相まって、今なお多くのファンに愛され続ける、究極の生命体と言えるでしょう。

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