徳川茂茂の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

天人（あまんと）に支配された江戸の頂点に立つ、誠実で心優しい征夷大将軍です。</p

庶民の暮らしを知るために城下にお忍びで現れますが、その度に銀時たちと遭遇し、将軍とは思えない悲惨な目に遭うのがお約束となっています。

しかし、その裏では国と民を想う強い覚悟と責任感を秘めており、多くの者から敬愛されています。

徳川茂茂の声を担当しているのは、声優の小野友樹さんです。

その爽やかで誠実な声は、茂茂の持つ高貴さと人の好さを見事に表現しています。

主な出演作に「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の東方仗助役や、「黒子のバスケ」の火神大我役などがあり、熱血キャラクターからクールな役までこなす実力派として知られています。

普段はギャグシーンでの不遇な扱いが目立ちますが、「一国傾城篇」（コミックス34-35巻／アニメ257-261話）や「将軍暗殺篇」（コミックス56-58巻／アニメ300-307話）では、将軍としての威厳と覚悟を見せつけました。

特に、国のために自らの命を懸けることも厭わないその姿は、銀時や真選組の心を動かし、彼らが茂茂のために戦う大きな理由となりました。

妹であるそよ姫を深く愛しており、彼女の前では優しい兄の顔を見せます。

また、護衛である真選組、特に近藤や土方とは主従を超えた信頼関係で結ばれていました。

彼らにとって茂茂は守るべき将軍であると同時に、共に国を良くしようと志す「ダチ（友達）」であり、その絆は物語の中でも特に熱く描かれています。

徳川茂茂は、コメディリリーフとして笑いを提供しつつも、物語のシリアスな局面では国の未来を背負う将軍としての器の大きさを見せたキャラクターです。

彼の誠実な人柄と悲劇的な運命は、銀魂の物語に深い奥行きと感動を与えました。

ただの将軍としてではなく、一人の人間としての彼の生き様は、多くのファンの心に強く残っています。