フェイタン＝ポートオの性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

幻影旅団の団員で、団員ナンバーは2。

骸骨が描かれた口当てと黒いマントが特徴で、旅団の中でも特に冷酷非道な性格の持ち主です。

戦闘や拷問を好み、感情が昂ると独特の言語（逆さ言葉）で話す癖があります。

小柄な体格ながらも、その戦闘能力は極めて高く、特にスピードにおいては団員の中でもトップクラスを誇ります。

クロロ不在時には、団長代行を務めることもある実力者です。

フェイタンの声を担当しているのは、ベテラン声優の山口勝平さんです。

代表作には『名探偵コナン』の工藤新一／怪盗キッド役や、『ONE PIECE』のウソップ役など、国民的な人気キャラクターが数多くあります。

普段のクールで残忍な声と、感情が昂った時の独特な早口のギャップを見事に演じ分け、フェイタンの不気味さと狂気を際立たせています。

山口さんの高い演技力が、このキャラクターの魅力を一層引き立てています。

フェイタンの念能力は、自身が受けたダメージをオーラに変換し、具現化した太陽のような灼熱の球で敵を焼き尽くす「太陽に灼かれて（ライジングサン）」です。

これは、受けた痛みの種類や大きさによって様々な効果を発動する能力「許されざる者（ペインパッカー）」の一つです。

キメラアント編で、師団長ザザンとの死闘の末にこの能力が披露されました（単行本25巻）。

仲間すら巻き込むほどの広範囲・高火力な能力であり、彼の残忍な性格を体現した恐ろしい切り札です。

幻影旅団の初期メンバーの一人であり、団長のクロロとは深い信頼関係で結ばれています。

同じく初期メンバーであるフィンクスとは名コンビで、共に行動することが多いです。

二人で軽口を叩き合う姿は、普段の冷酷なイメージとのギャップを感じさせます。

ヨークシンシティ編では、ゴンとキルアを捕らえ、その処遇を巡ってノブナガと対立するなど、旅団の掟を重視する冷徹な一面も見せました。

フェイタンは、その小柄な見た目からは想像もつかないほどの戦闘能力と、残虐な心を持つキャラクターです。

拷問を趣味とし、敵をいたぶることに喜びを感じる一方で、旅団への忠誠心は本物です。

仲間を巻き込むことすら厭わない強力な念能力は、彼の危険性を象徴しており、幻影旅団という組織の恐ろしさを読者に知らしめる存在と言えるでしょう。