モントゥトゥユピーの性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

モントゥトゥユピーとは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 不明
身長・体重 不明
所属 キメラアント
ポジション・役職 王直属護衛軍
声優 立木文彦

キメラアントの王メルエムに仕える、3人の王直属護衛軍の一人です。

人間ではなく、魔獣の遺伝子のみで構成されているため、純粋な力と怒りを体現したような存在として描かれています。

当初は自己の感情をコントロールできず、ただ破壊の限りを尽くすだけの怪物でしたが、ナックルら討伐隊との戦いを通じて、精神的な成長を遂げていきます。

その圧倒的なパワーと、予測不能な変身能力は、討伐隊を大いに苦しめました。

モントゥトゥユピーの担当声優は立木文彦さん!経歴と主な出演作

モントゥトゥユピー(ユピー)の声を担当しているのは、ベテラン声優の立木文彦さんです。

代表作は『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ役、『銀魂』の長谷川泰三(マダオ)役など、シリアスからコメディまで幅広い役柄で知られています。

立木さんの重厚で迫力のある声は、ユピーの獣のような荒々しさと、底知れないパワーを完璧に表現しています。

戦闘中の咆哮は、まさに圧巻の一言です。

戦いの中での精神的成長

当初は、王への忠誠心と、邪魔者を排除するという単純な思考回路しか持っていませんでした。

しかし、宮殿への突入作戦において、ナックル、シュート、モラウといったハンターたちとの死闘を経験します(単行本27巻~)。

敵の覚悟や戦略に触れる中で、彼は純粋な怒りだけでなく、相手を認める「敬意」や、戦いにおける「駆け引き」といった感情や思考を学びます。

最終的には、敵であるナックルに貸し借りを持ちかけるなど、武人のような精神性を見せるまでに成長しました。

モントゥトゥユピーの主な人間関係

王であるメルエムに対して、絶対的な忠誠を誓っています。

彼の存在理由は、ただひたすらに王を守護することであり、そのための力であれば自身の命すら惜しみません。

同じ護衛軍のネフェルピトー、シャウアプフとは、王への忠誠という一点で繋がっていますが、それぞれの思想の違いから対立することもありました。

彼に大きな影響を与えたのは、敵でありながらも最後まで彼に立ち向かったナックルであり、ユピーの精神的成長を促すきっかけとなりました。

モントゥトゥユピーの心に響く名言3選

「王…あなた様は光だった」

第30巻

まとめ:モントゥトゥユピーは純粋な力と怒りの化身から、戦いを通じて知性と敬意を学ぶキャラクター

モントゥトゥユピーは、キメラアント編における「成長」を象徴するキャラクターの一人です。

最初はただの暴力装置でしかなかった彼が、強敵との戦いを通じて、知性と誇り、そして敵への敬意を学んでいく姿は、敵ながらも読者に強い印象を与えました。

純粋な生物が、戦いの中で精神性を獲得していく過程は、この物語のテーマの一つである「種の交錯」を見事に体現しています。

目次