漏瑚の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

偽りのない負の感情から生まれた「真の人間」を自称する、特級呪霊のグループの一員。

大地への畏怖から生まれた呪霊であり、頭部が火山のような形状をしています。

非常にプライドが高く、人間を劣等種と見下していますが、その実力は本物です。

しかし、作中では五条悟や両面宿儺といった規格外の最強キャラクターと戦うことが多く、その強さが読者に伝わりにくい不憫な一面もあります。

漏瑚役を担当するのは、レジェンド声優の千葉繁さんです。

『ハイスクール!奇面組』の一堂零役、『うる星やつら』のメガネ役、『ONE PIECE』のバギー役など、一度聞いたら忘れられない個性的な声で数々の名キャラクターを演じてきました。

千葉さんの狂気と威厳が入り混じった怪演は、漏瑚のコミカルな面と、特級呪霊としての恐ろしさを見事に表現しています。

漏瑚は、火山やマグマを操る強力な火炎攻撃を得意とします。

アニメ第7話では、五条悟に奇襲をかけ、その圧倒的な火力で追い詰めようとしますが、全く歯が立ちませんでした。

渋谷事変（アニメ40話）では、両面宿儺と激突。

最大火力の技「極ノ番・隕」を放つも、宿儺には及ばず、その力の差を改めて見せつけられました。

しかし、宿儺から「誇れ、オマエは強い」と、その実力を認められるという最期を迎えました。

真人、花御、陀艮らとは、人間を滅ぼし、呪霊が真の人間となる世界を作るという目的を共有する仲間です。

グループのリーダー格である夏油傑（偽）の計画に従って行動していますが、その真意を測りかねている部分もあります。

五条悟に対しては、初戦で完膚なきまでに叩きのめされ、強烈なトラウマと敵愾心を抱いています。

両面宿儺には、復活を画策する一方で、その圧倒的な力に畏怖の念を抱いていました。

漏瑚は、敵キャラクターでありながら、その人間臭い（呪霊臭い？）言動や、作中最強格に挑んでは敗れるという不憫さから、多くのファンに愛されています。

彼の行動原理は、自らの種としての誇りに基づくものであり、一貫しています。

宿儺に強さを認められた最期は、彼の呪霊としての人生が、決して無駄ではなかったことを示しています。