妓夫太郎の性格と人間関係を解説!声優や心に響く名言も紹介

妓夫太郎とは?プロフィールを一覧で紹介

誕生日 不明
身長・体重 178cm・70kg台
組織 十二鬼月
階級・立場 上弦の陸
声優 逢坂良太

妓夫太郎は、十二鬼月の一人であり、上弦の陸に位する鬼です。

妹の堕姫と体を共有しており、普段は堕姫の体内に潜んでいます。

醜い容姿と、それに対する強烈なコンプレックスを持ち、美しいものや恵まれた人間に対して激しい嫉妬と憎悪を抱いています。

その一方で、唯一の肉親である妹・堕姫には深い愛情を注いでおり、彼女を守るためならどんな犠牲も厭わないという歪んだ兄妹愛が彼の行動原理となっています。

妓夫太郎の担当声優は逢坂良太さん!経歴と主な出演作

妓夫太郎の声を担当しているのは、声優の逢坂良太さんです。

逢坂さんは、『ダイヤのA』の沢村栄純役や、『ハイキュー!!』の赤葦京治役など、熱血キャラクターからクールな役まで幅広く演じ分ける実力派です。

妓夫太郎の嫉妬深く陰湿な性格と、妹を想う愛情の深さという二面性を、その卓越した演技力で表現し、キャラクターの悲哀を際立たせています。

妹・堕姫との歪んだ兄妹愛

妓夫太郎の全ては、妹・堕姫のためにあります。

人間時代、遊郭で蔑まれながらも必死に生きてきた二人は、互いだけが世界の全てでした。

コミックス11巻で描かれた過去では、堕姫が惨殺された際に絶望し、鬼となる道を選んだ経緯が明かされます。

「取り立てるぜ、生まれた時に取り損ねたもんを」という彼の言葉は、不遇な人生への復讐心と、妹への深い愛情が入り混じった、彼の本質を表す象徴的なセリフです。

上弦の鬼としての強さと堕姫との連携

妓夫太郎の戦闘能力は非常に高く、猛毒を持つ血の鎌を自在に操る血鬼術「飛び血鎌」を駆使します。

彼の真価は、妹・堕姫との連携攻撃にあります。

コミックス10巻から11巻にかけての宇髄天元との戦いでは、堕姫が帯で広範囲を攻撃し、妓夫太郎がその隙を突いて猛毒の鎌で致命傷を狙うという完璧なコンビネーションを見せました。

「二人で一人」の上弦の鬼として、音柱である宇髄を追い詰めた実力は本物です。

妓夫太郎の心に響く名言3選

「お前は本当に…頸を斬れんのか?この鬼の…親子の絆を見て…」

第11巻

まとめ:妓夫太郎は妹への愛に生きた悲しき悪役キャラクター

妓夫太郎は、恵まれた者への強い嫉妬と憎悪を抱く残忍な鬼ですが、その根底には妹・堕姫への絶対的な愛があります。

人間時代から虐げられてきた彼の唯一の光が堕姫であり、彼女を守ることだけが彼の生きる意味でした。

その歪んだ兄妹愛は、同情を誘うほどの悲しみに満ちています。

ただの悪役では終わらない、深い人間性と悲哀を秘めたキャラクターとして、多くの読者に強烈な印象を残しました。

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