三篠の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

巨大な馬の顔を持つ、非常に強力な妖です。

多くの妖を従える長のような存在で、その力は斑（ニャンコ先生）に匹敵するとも言われています。

友人帳に名を書かれていますが、夏目の器の大きさを気に入り、名を返してもらわずに彼の力を試すように見守っています。

威圧的ながらも、夏目に対してはどこか面白がっているような、独特の距離感を保っています。

三篠の重厚で威厳のある声を担当するのは、黒田崇矢さんです。

代表作である『龍が如く』シリーズの桐生一馬役で広く知られており、その低く響く声はキャラクターに圧倒的な存在感を与えます。

三篠の持つ大物としての風格と、時折見せる人間味のある部分を巧みに演じ分け、ファンを魅了しています。

三篠が初めて登場したのは、アニメ第1期第9話「あやかし祓い」。

友人帳を狙う妖として夏目の前に現れましたが、夏目の力を認めてからは、彼の動向を気にかけるようになります。

巨大な体躯と強力な妖力で、他の妖を圧倒するシーンは迫力満点です。

夏目を「面白い」と評し、あえて名を返さずに彼の成長を見守る姿は、単なる敵でも味方でもない、独特な立ち位置を示しています。

三篠は、夏目の力を認めつつも、その甘さを指摘するなど、試すような態度をとることが多いです。

しかし、夏目が本当に困っている時には力を貸すこともあり、彼なりに夏目を評価し、気にかけていることがうかがえます。

同じく夏目を気にかけるヒノエとは、顔を合わせるたびにいがみ合う仲。

お互いの実力は認め合っているようですが、夏目への接し方の違いから衝突が絶えません。

三篠は、その圧倒的な存在感と力で、物語に緊張感と深みを与えるキャラクターです。

夏目に対しては常に試すような態度をとり続けますが、それは彼の成長を促すための、彼なりの優しさなのかもしれません。

敵か味方か分からないミステリアスな立ち位置でありながら、時折見せる協力的な姿勢が、彼の魅力を一層引き立てています。