稗田八方斎の性格と人間関係を解説！声優や心に響く名言も紹介

ドクタケ忍者隊の首領であり、忍術学園の宿敵です。

忍術学園を乗っ取り、ドクタケ城を天下の名城にすることを目指していますが、いつも失敗に終わります。

頭が非常に大きく、狭い場所を通ろうとすると必ず頭がつかえて抜けなくなるのがお約束。

部下思いな一面もありますが、その作戦はどこか間が抜けています。

稗田八方斎の声を担当していたのは、2023年に逝去された、日本を代表する名優・飯塚昭三さんです。

『人造人間キカイダー』のハカイダー役や、『機動戦士ガンダム』のリュウ・ホセイ役など、特撮やアニメで数多くの悪役・重鎮を演じました。

その迫力ある声は、八方斎の首領としての威厳と、コミカルな一面の両方を見事に表現していました。

彼の演技は、八方斎を憎めない悪役として確立させました。

八方斎の登場シーンには、必ずと言っていいほど「頭がつかえる」というお約束のギャグが伴います。

アニメ第1期から、忍術学園に侵入しようとしては、壁の穴や狭い通路で頭がつかえ、身動きが取れなくなってしまいます。

原作6巻では、その大きな頭を利用されて、逆に罠にかけられるという情けない姿も描かれました。

彼の作戦はいつも完璧なはずなのですが、この弱点のせいで、いつもあと一歩のところで失敗するのです。

ドクタケ忍者隊の部下たちからは、一応首領として慕われていますが、その間抜けな作戦には呆れられている節もあります。

忍術学園の学園長・大川平次渦正とは、長年の宿敵であり、ライバル関係です。

乱太郎、きり丸、しんべヱの三人組には、いつも作戦を邪魔されており、彼らを目の敵にしています。

風鬼や雨鬼といった部下たちは、八方斎の救出（頭を抜く作業）にいつも奔走しています。

稗田八方斎は、ドクタケ忍者隊を率いる、忍術学園の永遠のライバルです。

天下の名城を目指すという大きな野望を持っていますが、その計画はいつもドジで間抜けな失敗に終わります。

特に、巨大な頭が障害となるお約束のギャグは、作品に欠かせない笑いの要素です。

悪役でありながら、どこか憎めない、愛すべきキャラクターとしてファンに親しまれています。