裏ラブ64 キャラクター紹介
全64タイプのキャラクター
裏ラブ・キャラクター図鑑
深層心理を映し出す「闇の住人」たち
64タイプのキャラクターは、6つの心理軸の最初の3軸(執着/解放・嫉妬/信頼・依存/自立)の組み合わせによって、8つの大グループに分類されます。
各グループは独自の「愛の形」を持ち、それぞれ異なるファンタジー種族として視覚化されています。
グループ分類の基準となる3軸
- 第1軸:C(執着)/ R(解放) – 相手への執着度
- 第2軸:J(嫉妬)/ T(信頼) – 嫉妬心の強さ
- 第3軸:D(依存)/ S(自立) – 精神的な自立度
※ 残りの3軸(開示/仮面・爆発/冷静・求める/与える)で各グループ内の8タイプが決まります
相手を「自分の世界」に閉じ込めておきたい。そんな重力のような愛を持つこのタイプは、物理的に相手を拘束する「悪魔・魔族」として描かれます。
ビジュアルの象徴
悪魔、鎖、石像
デザインの意図
- サキュバスの翼・尻尾:相手の精気(時間や感情)を奪い、自分なしでは生きられないようにする支配欲の表れです。
- 重い鎖・檻:「どこにも行かせない」という強い拘束心を、物理的な鉄の鎖として表現しています。
- 動かない石像(ガーゴイル):決してその場を離れず、愛する対象を半永久的に監視し続ける「重たい忠誠心」を象徴しています。
「私のものに手を出すな」。恋人を自分のテリトリーと見なし、侵入者には容赦なく牙を剥く。理性よりも本能で恋をする「獣人・モンスター」の姿です。
ビジュアルの象徴
狼、狂犬、鋭い爪
デザインの意図
- 獣の耳と尻尾:言葉による対話よりも、匂いや気配で相手を感じ取る「動物的な本能」を表しています。
- 剥き出しの牙・爪:ライバルや裏切りに対する即座の攻撃性。傷つけることも厭わない激しさの象徴です。
- 爪を噛む仕草:独占したいのに思い通りにならない。そんな行き場のない嫉妬心とフラストレーションを表現しています。
「私には何もない。あなたがいないと私は私でいられない」。主体性がなく、相手に憑依することでしか生きられない儚さは、「人形・幽霊」として具現化されました。
ビジュアルの象徴
つぎはぎ人形、幽霊、包帯
デザインの意図
- 操り人形(マリオネット):「あなたの好きなように動かして」という、極端な受動性と主体性の放棄を表します。
- つぎはぎ・包帯:傷ついても、ボロボロになっても相手にしがみつく自己犠牲と、精神的な脆(もろ)さの表れです。
- 半透明な体:相手がいなくなれば消えてしまうほど、自我が希薄であることを「幽霊」の姿で描いています。
「一人でも生きていけるが、あえてあなたを守る」。強すぎる自尊心と責任感を持つこのタイプは、心の鎧をまとった「騎士・王族」の姿をしています。
ビジュアルの象徴
鎧、武器、王冠
デザインの意図
- 堅牢な鎧・軍服:自分の弱さを決して見せない「心の壁」。誰にも頼らず一人で立つ強さの象徴です。
- 巨大な武器:自らの力で運命を切り開く実力と、パートナーを物理的に守護する「頼もしさ」を可視化しました。
- 玉座・王冠:恋愛においても主導権を握り、相手をリード(あるいは支配)する王としてのプライドを表しています。
「自由でいたい。でも、私だけを見ていて」。飛び去りたい願望と、繋ぎ止めたい独占欲。相反する二つの心を持つ彼らは、空を飛びながら獲物を狙う「鳥人・ハーピー」です。
ビジュアルの象徴
翼、鉤爪、振り返るポーズ
デザインの意図
- 大きな翼:いつでも相手の元から飛び去ることができる「自由」と「ドライな関係性」の象徴です。
- 鋭い鉤爪(かぎづめ):去り際であっても、相手の心に爪痕を残そうとする「執着心」を表します。
- 振り返り叫ぶ姿:体は逃げているのに、視線だけは相手に釘付けになっている。この「矛盾」こそが彼らの恋愛の本質です。
「群れるのは嫌い」。独特の世界観を持ち、他者が土足で踏み込むことを許さない。人里離れた場所に住む「エルフ・隠遁者」の姿が彼らには相応しいでしょう。
ビジュアルの象徴
長い耳、フード、隠れ家
デザインの意図
- 隠れるフード・仮面:本心を誰にも見せない秘密主義。他者との間に明確な境界線を引いています。
- 遠距離武器(弓・魔法):相手と直接触れ合うのではなく、遠くから観察し、分析することを好む距離感の表れです。
- 異種族(エルフ):「人間社会の恋愛ルールには縛られない」という、浮世離れした価値観を表現しています。
「大好き!」という感情を、ブレーキなしでぶつけるピュアな存在。しかし、その純粋さは時に相手を窒息させます。光が強すぎて目が眩む「天使・マスコット」として描かれます。
ビジュアルの象徴
天使の羽、スライム、発光
デザインの意図
- 天使の矢・爆弾:悪気のない愛情表現。相手が受け止めきれるかを考慮しない「愛の押し売り」を、あえて武器として描きました。
- スライム(不定形):相手と自分との境界線がなく、無邪気に溶け合おうとする「自他境界のなさ」を表しています。
- 眩しい光:影(悩み)のない明るさは、時にパートナーにとってプレッシャー(暴力)になり得ることを示唆しています。
個人の恋愛感情を超え、人類愛や悟りの境地に達したタイプ。もはや恋人というよりは信仰対象に近いその姿は、人知を超えた「神・概念」として顕現します。
ビジュアルの象徴
後光、多腕、宇宙
デザインの意図
- 後光・光輪(ヘイロー):人間としての欲を超越し、ただそこに在るだけで尊い「聖性」を表現しています。
- 閉じた目(瞑想):外界の刺激(嫉妬や不安)を完全に遮断し、自身の内面世界で完結している「不動の精神」です。
- 宇宙・幾何学模様:その愛は広大すぎて、特定の個人には理解できない。「概念」そのものになった姿です。

















































































